「クリスマスローズ」について
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草花編
クリスマスローズはキンポウゲ科の宿根草で、本来はクリスマスの頃に白い花を咲かせるニゲル種のみを指しますが、日本では春先に咲くオリエンタリス種などに代表される ヘレボルス属すべての植物を指します。
開花期は12月~4月。花弁のように見えるのは萼片で、花後も2ヶ月以上も花弁の状態を保つため、長く楽しむことができます。多くは常緑ですが、高温多湿の気候は苦手で、夏の休眠期に葉が枯れるものもあります。夏は強い日差しと高温となる場所を避け、秋から冬は日あたりを確保できる落葉樹の下が植栽場所に適しています。そのような場所が確保できない場合は、鉢で管理すると季節にあわせて移動が可能なのでおすすめです♪種をつけたままでも生育にあまり影響はありませんが、 鑑賞性がないと思われたときには花がらを摘み取ります。また、霜が降りるようになる頃に新しい葉が展開するので、古い葉は切り取っておくとよいです。
冬から早春の彩が少ない時期にも草花を楽しむことができるようにと、クリスマスローズを植栽してみてはいかがですか。